2026年3月に、越前市の武生商工高校近くにハピラインふくい「しきぶ駅」が誕生します。そこで高校生たちが、駅に設置する周辺案内地図を手がけることになり、フィールドワークでアイデアを練っています。

4日朝、「紫ゆかりの館」を見学していたのは、武生商工高校の商業マネジメント学科で「観光ビジネス」について学んでいる3年生の生徒たちです。

■生徒
「平安時代を感じられる場所は大虫」
「大虫神社は知らない」

観光客に、市内のおすすめスポットを案内する看板を作ることになり、その情報収集に訪れました。

■記者
「武生商工高の校舎が見える位置で建設が進んでいるのがハピラインふくいの新駅しきぶ駅 工事が着々と進んでいて、すでにホームの形が見えている さらに、その手前、柵の内側では越前市がロータリーなどを備えた広場を整備する計画」

2026年3月に開業予定の「しきぶ駅」は、駅前広場に、市内の見どころを紹介する案内看板の設置が計画されています。

この駅は武生商工高校から徒歩5分。

最寄り駅になることから、生徒たちが案内看板を手がけることになり、5月末から市内各地に出向いてアイデアを練っています。

■生徒
「フィールドワークを通して、福井の良さを私たちが全然知らなかったことに改めて気づいたので、魅力の再発見になったし、もっと魅力あふれる来たくなるようなマップができたら」

案内看板は年内にデザインを固める予定で、2026年3月にお披露目されます。