最新の見聞録
白いコックシャツに茶色の短いエプロン。洒落たカフェ風のスタイルで店に立つ大河大造さん。『本手打 今庄そば ふる里』の2代目店主である。
この店はもともと大河さんのお母さんが開いた店。「子どもの頃は学校帰りに店に立ち寄って、母がそばを打っているのを見ることもありました」とお母さんの背中を見て育つ。創業時は故郷である今庄にあった店はその後、武生(現越前市)に移転し、現在の場所で営業するようになったのは平成元年から。その数年後には、お母さんからそば打ちの手ほどきを受け、店に立つようになった。
「そば打ちは奥が深いですね。最初の頃は打って切ってこれでいいと思っても、茹でて食べてみると全然ダメということもありました」と昔を振り返る大河さん。ダーツの的を射るように、いろんな要素がピタリと決まらないとおいしいそばにはならないのだという。
そばは県内産そば粉につなぎを1割入れた九一そば。毎日、朝と昼、2回にわけてそばを打つ。ダシはうるめを使い、京都のうす口醤油で仕上げる。
メニューはおろしそばをはじめ、オーソドックスなものが中心。これは「変わりそばでなく、基本のものをきちんと作る」というお母さんの教えを守ってのこと。「おろしそばはずっと受け継がれ、親しまれているもの。そのおいしさを知らない人にも食べてもらえるよう、頑張っていきたいですね」と、その思いは大河さん自身の目標にもなっている。
【本手打 今庄そば
ふる里】
大河 大造
氏
「母のことは尊敬しています。今でもそばに関してはかなわないなと思いますね」という大内さん。受け継いだ技と心を守りながら、マイペースに自分のそばを作り続けている。【終】
〒915-0847
福井県越前市東千福町17-7
TEL.0778-24-5541
【
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AM11:00〜PM8:00
毎週金曜日
38席
10台
おろしそば(¥500)、山かけそば(¥700)、にしんそば(¥800)
たけふ菊人形、紫式部公園など
※メニューと値段は平成20年3月現在のもので、予告なく変更する場合がございます。
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